W478xD518xH790/前方SH440mm 後方SH427mm

エゴン・アイエルマン(1904-1970）は、第二次大戦中から戦後にかけて、ドイツのモダニズムを牽引した建築家＆デザイナー。1951年にデザインされたこのSE-68を見た瞬間、その機能的でシンプルなバウハウス風味と同時に、1945年に発表されたイームズのDCMとの類似性を感じるかもしれません。でもこれは模倣ではなく、戦後復興期のデザインの潮流だった「国を超えた共通の理念」のあらわれだったと思います。ドイツらしい真面目な座り心地と明快な構造が、素晴らしい持続性を約束しています。クローム脚や座面裏など経年に伴う変化や小キズはありますが、良いコンディションです。
170820 アイアーマン エゴンアイアーマン