Pierre Gautier-Delaye/"Grain de Cafe"Chair

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W400xD400xH785
SH前方中央部453mm/SH後方中央部431mm
材/ビーチ
Pierre Gautier-Delaye( ピエール・ゴーティエ・ディレイ / 1923-2006)は、シャルロット・ペリアンとも一緒に働いたことがあるといわれている、フランスのミッドセンチュリー期を代表するデザイナー。デザインや素材の使い方がどこかペリアンを彷彿させるものの、その中にもオリジナリティのある椅子をデザインしています。
このダイニング・チェアは、座面から背板までの高さとバランスが絶妙で印象的。1950年代にデザインされました。
コーヒー豆のようなイメージで2枚の板からできたシートは、ゆるやかにV型で真ん中が凹んだデザイン。座りやすさを考慮したものでしょうか。
木材は濃いはちみつのような色に変化しています。

脚の先端には金属のパーツが付いています。
全体的に使用感のある凹みやキズが見られますが、比較的状態の良いヴィンテージです。
背もたれは、背の当たる箇所を中心にコーティングが若干失われています。背もたれ上部の後方には数カ所凹みが見られ、ささくれている箇所もあります。
座面裏を支える木には欠けた箇所が見られますが、使用に際し問題はありません。
後ろ脚付近に小さな穴が2つあいている面が2ヶ所あります。恐らく製作時の工程の中であいたもので、ダメージ等ではありません。

171029 Pierre GAUTIER DELAYE (1923-2006) mobilier French modernist designer Pierre Chapo Charlotte Periand