W460xD420xH770/SH410mm
イルマリ・タピオヴァラは、「タイムレス」な美意識を放つフィンランドの建築家。
1930年代にはロンドンの“Artek”や、パリのコルビュジェのオフィスで働いた後、なんと彼は1948年、MOMAの「ローコスト家具コンペティッション」に参加、イームズやサーリネンとまさに同時期に、椅子へのプライウッドの使用を開始していたのです。
その後、ミラノ・トリエンナーレで6回も金賞を受賞するなど、いわばモダニズムの寵児でありながら、シンプルさやミニマルさとはひと味違うクラフト感を表現し得たのは、やはりフィンランドという自然環境のなせる技なのでしょうか。

スピンドル・バックというトラッドなシェイプが魅力の「ファネット」が再入荷。1949年にデザインされ1955年にフィンランドの「Asko」社が生産を開始したこの椅子は、フィンランド・デザインのシンボルとも言える人気者。

背中のポールと背板の一部には、端部分をおもに塗装落ちがあります。また、座面には丸い水跡があり前面エッジにも傷があります。構造的なダメージはなく、まだまだ日常的に使える一脚。状態考慮した価格設定です。
ILMARI TAPIOVAARA Fanett Chair 北欧 ヴィンテージ タピオヴァラ ファネット ファネットチェア 180330