Alexandre Kostanda/Pitcher

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アレクサンドル・コスタンダ(1924ー)は、ロシア系の母が南仏ヴァロリス村で陶器デコレーターをしていたこともあって製陶技術に習熟、Accolayのアトリエで陶器デザイナーたちをトレーニングするなど、教える立場でした。その後ヴァロリスへ戻り、1953年に自分のアトリエを開き、当地の陶芸家の中で指導的役割をはたすようになり、1968年には「ヴァロリス・ビエンナーレ」を開催することになります。
あくまで手仕事にこだわったスリップウェア的技法が特徴の彼の作品は、エコール・ド・パリ的でジオメトリックな絵柄と相まって、モダンなクラフト感を漂わせています。
この長身なピッチャーは、しっかりとしたフォルムに大胆なハンドルで全体をバランスし、内側には作陶時の指跡がリアルに残っています。オブジェとしてはもちろん、重量感があるので、フラワーベースとしてもお薦めです。
制作年代は1960年代のものだと思われます。
底直径9.5cm 高さ23.5cm 底面にサインあり。
180715