「和」のイメージが強くなりがちな黒天目釉をスティグ・リンドベリが使うと、こんなにもポエティックなアートピースが出来上がるとは、さすがです。
1960年代に制作された、非常に珍しいスタジオ・ピース。

デキャンタのフタでもある女性（？ボディに胸があるので、おそらくそうです）の顔は、まるで彼のグラフィックから飛び出してきたような、ふっくらとした表情をしています。
こまやかな装飾が施されたボディの様子は、ハンドメイドならではの風合い。
ストーンウェア製、状態良好
裏面にはスタジオハンドのマークも記されています。



121215 STIG LINDBERG studio vase