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39歳でこの世を去ったフィンランドのガラスデザイナーGunnel Nyman(グンネル・ニューマン/1909年-1948年)。30年代初めに照明デザイナーとして働き始めた彼女は、その後ガラスに興味を持ちリーヒマキのファクトリーでガラスの製作を始めます。初期のころから吹きガラスに気泡を封入した作品を作っていたことは興味深いポイント。ところで彼女は、ヌータヤルヴィの工房で職人と共に製作にあたったそうです。工房で共に作る、という方法は彼女以前にはめったになかったことなのだとか。
そのヌータヤルヴィで製作を行った最後の2年間が彼女の黄金期と言われており、後のガラスデザイナーに影響を与える作品を生み出しました。その間にデザインされた細かな気泡が整頓と並ぶ"Pore"のシリーズは、ささやかながら"グンネル・ニューマンらしさ"を堪能できる逸品です。
花を思わせる、柔らかでおおらかなガラスベースは、パープルとクリアの二層で構成されています。パープルのガラスに気泡が付着していて表情を豊かにしていますが、同時に理知的な空気感に覆われているようです。クラシカルながら、どこまでもモダンな印象のベースです。
底面にカットサイン"G.Nyman Nuutajarvi Notsjo-57"あり
コンディション良好
高さ20.2cm
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