Kachina Figurine / "Susukholi"

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ネイティブ・アメリカンのホピ族・ズニ族間で信仰されている「カチナ」は、今では人形として知られていますが、元来は精霊または神を表し、彼らの社会の中に建国の神話や、それにまつわる知識を伝える象徴でした。
例えば、この"Susukholi" もしくは"Da Holi"とも呼ばれているカチナは、雨の神様の使いだそうで、「雨乞い」のダンス儀式の最中に"Holi"!と叫びながら踊り続けたと言われています。こんなひょうきんな顔立ちをして雨の恵みを乞われたら、神様もきっと応えざるを得なかったでしょうね。人間が自然=神に対して行なった一種の「交換儀式」のシンボルがカチナだったのです。
年代は不詳ですが、パリのケブランリー美術館で見たカチナに通じるプリミティブな彩色の見事さとその退色感から考えると、1900年代初頭の希少なヴィンテージ作品だと判断します。後年に現れるスーベニアとしてのカチナとは違った存在感です。
頭の羽にもリアルな感じが見られ、少し不安定でありながらも自立します。足底には後に付けられたと思われるフェルトが残っています。


Size
H約370mm

From
America

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