Charles Voltz (1923-67)は、ヴァロリスでロジェ・カプロン達と同じく1950年代に活躍したフランスの陶芸家。こちらは前述の大きなジャグに付随する大きなコップです。
一体この大きなセットは何を飲むためのものなんだろう、と考えてしまいます。実は南仏にはこのような大ぶりなドリンクセットがよくあります。その訳は、ビターオレンジやレモンなど地中海沿岸の地方で栽培される柑橘類の豊富さを象徴しているわけです。
だからといって柑橘ジュースに限らず、好きな飲み物、例えばタップリコーヒーのマグカップにも重宝するし、台所でカトラリー類を差し込んでみるのもおすすめです。なにしろ個性的なんです。
1950年代製作、状態良好なレア作品。
数客ですが再入荷しました。
いずれも良いコンディションで、模様の個体差はありますが状態の甲乙ありませんので(画像は複数のいろんなディテールを撮影したものです)、こちらで選んでお送りします。