ボー・モーエンセンは、近代デンマーク家具デザインの良心です。 そのスタイルは、師であったコーア・クリントのスピリットを受け継いだクリーンで純粋なライン、当時の最高の素材を使用し優れた職人技によって象徴されています。このアームチェアは、モーエンセンの他の作品に比べると知名度は低いかもしれません。でも座ってみると、実によく出来た椅子であることを感じざるを得ません。まさに「クラシカルなのに、自由で安心できる椅子」なのです。製作は1890年から続く老舗工房Soborg Mobler。”シェーカー・チェア”につながるクールでクラシカルな家具に定評があります。おそらく1970年代に作られた椅子ですが、チーク材にはほぼ傷もなく構造的にもコンディションは良好です。張り替えられたカウハイド・レザーは少したわみが見られますがクッションを含め、良い状態です。

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