安南焼/染付茶碗

こちらの商品はブランドの意向によりonline shopでのカート販売を控えさせていただいております。
ご希望の方はメールまたはお電話にてお問い合わせください。
「海上がり」という言葉、ご存じですか?骨董用語で、沈没船から引き上げられた物を指す言葉です。ホイアンから18kmほど離れたチャム島近海で引き上げられた難破船からは、たくさんの陶磁器が見つかっています。中国や日本など海外との交易が盛んだった15〜16世紀に、安南焼は輸出品としてホイアンから船に積み込まれていたからです。そんな品々が、台湾や琉球を経て、遠くジパングに到来していたことに、つい思いを馳せてしまいます。今回出会った陶磁器は、そんな難破船から見つかったものだと聞かされました。

まずは、くすんだ白地に呉須の絵付け、貫入、底の渋釉という、安南染付の特徴をすべて備えたお椀です。力強い高台から立ち上がるふくよかな胴。なんと大らかでポジティブな姿なのでしょう。そして、一番の魅力は滲んだ絵柄。「下手もの」とも呼ばれますが、この肩に力が入らない詫びた風情に当時の武将たちは魅入られたことでしょう。

内部に製造時についたものか、海底に沈んだ際に付着したものか不明ですが、砂粒のようなものが付いています。高台の内外に見られる傷のようなものも、おそらく製造時のもの。
トータルでとても状態の良いものです。

直径13.8cm 高さ7.9cm

ベトナムの旅の話をCENTRALのblogにもご紹介しています。
よければ併せてご覧ください。CENTRAL_blog

ベトナム 陶磁器 中国 明 清 160327