南端pottery/新里竜子/ ボウル

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新里竜子 shinzato ryuko
沖縄生まれ、琉球大学 教育学部美術工芸科 卒業。
もともと浮世絵や神社 、仏像、漆などの工芸が好きだったという彼女は、はじめ日本画や水墨画を学んでいたそうですが、在学1年から学んだ陶芸の持つ"土や釉薬の粒子の感じ”に、日本画の色と通じる魅力をおぼえ、陶を使ってのインスタレーションを行なう現代美術をスタートさせました。
現代美術の大学院を出た後は、陶芸や美術工芸の講師をするなどの経験を経て、現在に至るまでのおよそ20年間、つねに土と釉薬に触れながら作家活動を続けているのだそう。

彼女のこれら器をはじめて見た時、マンガン釉と複数の淡い釉薬が描く"大きな金継ぎ"のようにも見えるダイナミックな模様に、まず魅了されました。絶妙に鈍い光を放つマットな質感の釉薬表情も「手練」の風格。
新里さんの人柄が見えてくるようなものばかりです。

日本画や水墨画も学んだご自身が、止めて払うの「書道」を少し意識しているという作風が、このボウルの模様にも現れている気がします。淡い桃色がポイントとなって、はっとさせられる逸品。
画像では釉薬の色が充分に伝わりにくいのですが、実際にはもう少しトーンの低い燻したような印象があります。
口直径約11.7cm×高さ7cm
南端pottery nantan_pottery 新里竜子 shinzato ryuko しんざと りゅうこ 沖縄 焼き物 作家 陶芸家 やちむん 160619