Georges Jouve / Bowl

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鉛色に光る黒い釉薬が際立つ、ジョルジュ・ジューヴの器。
1910年にパリで生まれたジョルジュ・ジューヴは、パリの芸術学校でアートを学び、戦後、パリでアトリエを構えたパリジャン。
たとえこのようなシンプルなフォルムのボウルにですら、彼の作品はポエティックな彫刻のような作家性が見て取れます。
薄く軽やかなしあがり。
パリのギャラリーで、プルーヴェやペリアンの家具、セルジュ・ムイユのランプとともに、憧れの的として展示される彼の作品が久しぶりに入荷しました。
裏面サインについて、彼はシンボルマークだけ(もしくは"JOUVE"だけ)を記すこともよくあり、このように2つとも併記しているということも、このベースの特筆すべきポイントです。

直径11.3cm 高さ8.3cm
170611 Georges Jouve