Richard Lindh, Francesca Mascitti-Lindh / Double Tea pot

Price150,000/税込165,000

こちらの商品はブランドの意向によりonline shopでのカート販売を控えさせていただいております。
ご希望の方はメールまたはお電話にてお問い合わせください。
アラビア社のヴィンテージ・ウェアを紹介する際に、しばしばデザイナーとしてその名を取り上げられるRichard Lindh(リカルド・リンド 1929-2006)は、1960年代初頭から1970年代にかけて、アートデパートメント(芸術部門)のヘッド(ディレクター)としてアーティストや職人たちを統括し活躍した、アラビア社アートデパートメントのセラミック・アーティストと作品を語る上では見逃せないキーパーソンです。
1955年から1989年までアラビア社に所属し、入社当初は、Kyllikki Salmenhaara(チュリキ・サルメンハラ) のもとで制作活動をしていたようで、陶芸家としての腕もたしかなものと確信します。

このスタッカブルなダブルティーポットは、1956年にリカルド・リンドが、同じアラビア社に所属する陶芸家の妻 Francesca Mascitti-Lindh(通称:フランチェスカ・リンド)とともに共作したティーポット。1957年にはトリエンナーレをとりました。
ふたつのティーポットが揃って、コンプリートな状態で見つかることは、とても稀。
あまり知られることのなかった作品かもしれませんが、ミッドセンチュリー期のモダンデザインを収蔵することで知られる、MoMAのパーマネントコレクションにも入っている、作品です。
釉薬の風合いも手練の貫禄を放つ逸品。ハンドルもオリジナルのコンディションで健在。状態良好。と三拍子揃った逸品!

底直径16cm
幅約24cm
本体高さ21cm(取っ手含む24.7cm)
Francesca Mascitti Lindh arabia 170806 Richard Lindh tea pot