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アルヴァ・アアルトが1939年にヘルシンキ住宅展のためにデザインしたガラスのDish "No.9770"。
1936年デザインの"No.3030"と同じく"エスキモーの女性の革パンツ"モチーフです。
非常に稀少なこれは、1939年からカルフラ(Karhula)社でNo.9770とナンバリングされ製作されました。
カルフラ(Karhula)は、iittalaとならぶ古くからのガラス工房。アアルト夫妻のデザインしたガラス製品のオリジナルは、この工房で制作されたものが少なくありません。
ちなみに当時のオリジナルModel.9770はカルフラで木型で制作されていました。その後は1949年にiittalaに(型=モールド)権利が移るのですが、このNo.9770は、当時のiittala製品カタログには載せられていなかったと資料にあります。同じく資料に「おそらく1954年からはアルテック別注があった・不確定だが)といったあいまいな情報もありますが、そのくらい製作推移が謎の多い逸品。
ただ、確かなことは、アアルトの一連のシリーズ中、ベースがポピュラーな中、このDish Model.9770は昔から流通数はとても少なく、現在に至るまでもほとんど中古市場に出てくることのない、とても稀なフォルム作品だということ。
今回のものは1998年〜2000年にアアルトの100周年記念としてiittala社から限定復刻されたものになります。
ひとつぶ気泡が混入したもの。
内部に水染みがうっすら見られます。すでに高濃度のクエン酸で数回ほど除去を試みて折りますが取れないもの。さらに強力な研磨系のクリーンナップは、ガラス表面に傷をつける恐れがある為あえてせずに、このコンディションでの提案をしております。
その他は状態良好なヴィンテージ。
シールあり
底面にカットサインあり
最長37.5cm 高さ2.5cm
Savoy vase サヴォイ ベース アルヴァ・アアルト アールト Alvar Aalto 北欧 ガラス ベース 花器 181208 19cgc