1950年代をおもにフランスのミッドセンチュリー期に活躍した彫刻家で陶芸家のPol Chambost(ポル・シャンボスト/1906-1983)。
彫刻家らしい独創的な曲線を描く彼のセラミックウェアは、本国フランスでは今も変わらずとても人気があります。
organ的にはそんな彼の作品中、比較的簡素なかたちの器類が好み。
いくつか、紹介します。
1950年代の作品。ツートーンのカラーリングは、シャンボスト作品の特徴的パターンで、その中でも"グリーン系の黒釉薬x 白釉薬"はこの時期のフレンチポタリーの象徴的な釉薬使い。口縁にうっすらと現れた美しい緑のラインを見逃さないで下さい。状態良好。見た目の印象より重量は軽やかです。
やっぱりこのカップも、裏面手描きサインがイイ。
口径9.7 x 高さ8.5cm


ミッドセンチュリー期のフレンチポタリーを紹介した作品集、こちらからご覧ください。

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