1950年代から60年代を中心に、フランスで活躍した夫婦の陶芸作家、Danielle et Jacques Ruelland (ダニ・リュエラン[1933-]とジャック・リュエラン[1926-2008])の作品。
長く作家活動を続けたパリを離れ、アビニョン近くに構えたアトリエで、さらに1992年まで活動を続けた彼らのバラエティに富む作品類は、オリジナリティあふれる光沢と瑞々しい色彩で、フランスにとどまらず多くのファンを魅了しています。

ザラッとした質感の釉薬で、細かい凹凸とマテリアル、気泡を巧みに表現した燭台。大げさにならないほどの釉薬表情は、日本のそれらと似て非なるもの。
オリーブグリーンからブラウンに変化する色合いも魅力的で、大きなオブジェとしても、存在感を放っています。

裏面に9cmに渡るクラックがありますが、使用には問題ありません。
裏面に"Ruelland"とサインあり。

高さ16cm 底直径13.2cm　上部直径12.4cm
キャンドルホルダーとしてご使用になる際は、直径7.5cm以下のキャンドルをご使用下さい。
作品集"LES RUELLAND,CERAMISTES"にはキャンドルを立てた画像が紹介されています。
Jacques Dani Ruelland 151122