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近ごろ日本でも、20世紀を代表するフィンランドの女性セラミック・アーティストとしてその存在を知られるようになってきたルート・ブリュック(1916-1999)。そんな彼女が手がけた数少ない工業製品のひとつに、このテキスタイル・プロダクト"SEITA"シリーズがありました。1960年に国際的なセラミック展に初めて出展された、輸出向けのコレクション“Vaasan Cottn Export Collection”として、メーカーVaasan Puuvilla の為にデザイン。(その後、1963年にVaasa CottonとFinlayson-Forssaが合併したことで、Finlayson-ForssaのVaasa工場で製造続行。1980年に生産終了)
夫であるタピオ・ヴィルカラと共に、家族で過ごしていたラップランド滞在中にデザインし、彼女自身も自宅やラップランドのサマーハウスでこれらテキスタイルのカーテンやテーブルクロスを愛用していたのだとか。
赤、青、緑、桃色など選び抜かれたカラーリングには決して鮮やかなだけではない奥深さがあります。色彩感覚に長けた彼女の感性が生き生きと残るそれらは、セラミックウェアにも通じる美しさが宿っています。
これまであまり知られていなかった、希少なテキスタイル・プロダクトを紹介。
テーブルクロス、しかもオリジナルのボックスに入ったデッドストックです。1960年発売当時の販売元であるPMKの印が残った、本当に希少な逸品。
細かな縦糸横色のそれぞれの太さ・織りまでデザインされつくしたディテールある、美しいテキスタイルです。メインは赤とピンクの糸が織り込まれた深みあるピンクといった印象。リムの部分にはベージュとブルー系の糸も織り混ざり、テーブルクロスをぐっと表情あるものにしています。
テーブルクロスとしてのサイズはミディアムサイズ、といったサイズ感でしょうか。
使用されていないものなので、糊付(?)されたような生地の張りが残るもの。まだ目も詰まっていないので、きっと洗うとまたグッと密な表情のテキスタイルに変わると思います。もしも洗う場合は水温60°で、とあります。あまり色落ちさせないポイントなのだとか。
コットン 100%
128cm x 158.5cm
イメージ画像ではW約1400mmxD780mm テーブルにカバーしています。
Rut Bryk ababia 1957 北欧 作品集 scandinavia 北欧 フィンランド Rut Bryk ルート・ブリュック フィンレイソン ルート・ブリューク 190815