タピオ・ヴィルカラが1950年代にデザインした非常にグラマラスなグラスオブジェ。
モデルNo.3539というタイプに似た、小さめのベースです。
肉厚で滑らかなクリスタルガラスが、ベース表面に隙間なく施されたコームカットにより一層ふくよかなものになっています。
グロッシーな口縁とマットな斜線模様のコントラストにも目を奪われます。
そのクリアな口縁には、ところどころに極小の黒点(製作時にできたものと思われます)が見えますが、角度により目を凝らすと見えてくるほどの些細なもの。他にも極小の気泡もありますがダメージではありません。
側面にはとてもうっすらと"TAPIO WIRKKALA 〜"とカットサインがありますが、全貌が見えない繊細なもの。裏面エッジ1か所に極小浅のクラックがありますが、風合いを損なうレベルのものではなくトータルには良いヴィンテージコンディションです。

12cm x 8.5cm x 高さ6.8cm
TAPIO WIRKKALA leaf 葉 タピオ No.3337 190829