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イルマリ・タピオヴァーラの家具は、とてもヒューマン。この「Hongisto(パイン)」と題されたシリーズもそのひとつ。柔らかく、節も多いので、プロダクトとしての椅子には不向きといわれるムクの松材をあえて使っていて、とてもフィンランドらしい。一見すると、四角いフツーの椅子ですが、よく見ると座と土台の脚部をダボを使い、少しだけ浮かせるというクラフト技を効かせているんです。なんだかシャルロット・ペリアンにも通じる間隔ですよね。
二十世紀の半ばの日本で、当時の北欧ブームにのってこのタピオヴァーラの家具も紹介されたようで、当時の日本のモダニスト達の目にも止まり、今でも変わらず愛用されている逸話も耳にします。
今回の一脚はやや深みのある飴色で、木目もはっきりと綺麗です。
座面には使われていた痕跡の数センチの傷が左右ともに見られます。また、背もたれのエッジを中心に、経年による小キズはありますが、いずれの状態も相応の状態だと判断します。
トータルには構造を含めとても良いコンディション。
Size
W440xD413xH748/SH432mm
From
Finland
"写真家の平野太呂さんの記憶では、ご実家のダイニングには、この椅子4脚とテーブルが使われていたそうです。お父様の平野甲賀さんセレクト" ホンジスト 食卓椅子