フィンランドのテキスタイルアーティスト Maija-Liisa Forss-Heinonenがデザインしたティーポットカヴァー。30センチ角以上もある肉厚なカヴァーは、クッションの代用品として、たとえばソファの上でクッションの代わりにももなり得るボリューム。これならティーポットカヴァーとしてにたっぷりと保温性があるのではないでしょうか。
縦糸横糸には違う色が織られてニュアンスのあるネイビーカラーのリネン素材のボディに、同じくリネン糸の細やかな手製刺繍が施されたこれは、プリミティブな香り漂う逸品。

この作品の詳細は不明ですが、アーティストが所属したHelmi Vuorelma Oy から発売された、1950年代後半〜1970年代頃の作品だと思われます。
フィンランドならではのクラフトは、まだまだ知らない才能が眠っているみたいですね。
コンディション良好。