最近、イームズのことを友人と話す機会があって「イームズの椅子は、今でも時々アップデートされるけど、なぜか普遍だよね」と互いに納得した。
たとえばこのサイドシェルチェア。まずはアレキサンダー・ジラルドがデザインした赤いファブリックが素晴らしい。パッと目を引くのに、部屋に置いても浮かないで、他の家具にもなぜか馴染む色合いなのです。背面の白と縁の黒、それに上品な赤。シックです。もちろん、エッフェルやキャッツクレイドルなど他のベースに付け替えてもいいのだけれど、今の気分は、このオリジナルのスタッキング・ベースの普遍さが新鮮でカッコいいと思います。
製造はアメリカのHerman Miller の正式な認可を受けた日本のModern Furniture Sales。この会社は今はHerman Miller Japanとなっていますが、1964〜1988年までライセンス製作をしていたわけです。そのため、日本人に合ったシートハイなので掛け心地としてはインポートものよりもしっくり、作りも真面目かもです。

2脚入荷。スタッキングした様も連結する様も潔く、複数で愛用してもらいたくなるものです。
ベースの取り外し可能(ビス山が若干崩れかけていますが、利用可能です)。
おそらく1980年代後半の製造と思われ、脚に若干のサビが見られますが、シートのファブリックやシェルのコンディションはいずれも良好です。

こちらの椅子は、配送方法が「ヤマトらくらく家財宅急便／Bランク」での対応となります。
その為、決済方法の「代金引換」はご利用いただけませんこと、予めご了承下さい。