ポール・ケアホルムは、それまでのデンマークのモダンデザインを革新しました。当時、主流だったウッドに代わり、ステンレスやアルミなどの鋼材に、革や籐などの異素材を使い、ミニマルな家具を生み出したのです。ミニマルといっても、ケアホルムのデザインには優しさが感じられるところがマジカル、しかしプライスもマジカル！そこで、そんな魅力をリーズナブルに感じることができるのがこの"PK8"。
もともと1978年に発売された"PK9"というこれまたマジカルな構造のステンレス脚3本で、シートは高品質のレザー仕様だけだったものを、2007年にシンプルな脚にリ・デザイン。しかも革張りシートではないヴァージョンも作ってくれました。
こちらはその"PK8"、2008年のフリッツ・ハンセン社製です。
先述のとおり"プラスティックシェルxアルミ製脚"のヴァージョンで、美しいシェルのシート曲線に沿って脚までもが曲線を描くところが、この椅子の最大の魅力ではないでしょうか。
残念ながらこのヴァージョン、現在は廃番となっています。この機会にぜひご検討ください。

シートのエッジには2、3ヶ所の塗装落ちがあり、シート表面にはビス留めしたビスを中心に薄いヘアラインが入っています(画像でご覧ください)がひどいものではありません。脚のエッジに小キズが見られますが、トータルにはコンディションの良いもの。

こちらの椅子は、配送方法が「ヤマトらくらく家財宅急便／Bランク」での対応となります。
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