キャスリーン・ウィテカーはニューヨークで育ち、ロサンゼルスへの移住を期に、2003年より活動をスタートしたジュエリーデザイナーです。
現在３つのコレクション―シンプルなデザインの"クラシック"、有機的な宝石を大胆に使用した"ストーン"、職人とのコラボレーションによる"オブジェ"―からなる彼女のプロジェクトは、どれも実験的な試みに溢れた伸びやかなオリジナリティを感じさせます。

そのデザインのインスピレーションについて、彼女は過去のインタビューでディーター・ラムスの"Good Design is as little as possible(良いデザインは純粋で簡潔である)"という言葉を引用しています。当店でご紹介するクラシック・コレクションのシンプルな14金のジュエリーラインは、まさに言い得て妙といったところでしょうか。

ファッションジュエリーのような軽快な性格と、幾何学的な彫刻作品のようなアートの性格の2つの顔を併せ持つコレクションは、1ピースでの販売。組み合わせは無限に自由です。

2011年に発表された"Spangle=スパンコール"と名付けられたこちらのシリーズは1.5mmから9mmまでの5つのサイズで製作されています。
フラットな円のピアスは、とても薄く繊細な印象です。表面はうっすらフォギーに仕上げてあり、肌に品よく馴染んでくれます。
光があたった瞬間にのみキラリと反射し存在感を放つ、その匙加減が絶妙です。

2011年に発表されたこちらは"ステイプル"と名付けられています。
耳元に光の筋が走るデザインのこのピアスには長さが2つあり、こちらはそのショートバージョン。
上品さもありながら、個性的。