本来ガラスは高い保存力を備える素材で、ものの長期保存にとても適しているため、古くから"ガラス瓶"という保存容器の役割が主だったかと思われます。そのまさに"ガラス瓶"のイメージをそのままに、象られたのでは？と想像するこのかたち。口縁にはたっぷりと厚みを持たせたデザインが、チャームポイントです。
"用の美"への尊敬を忘れず、かつ、個性も融合したこのフォルムをもつ"瓶"(あえて、そう呼びます)が各色入荷しました。

エリック・ホグランカラーといっても過言では無いほどに、度々登場するこの緑色。"瓶"と表現するにうってつけの色ですが、ホグラン特有の気泡が封じ込められたガラスの質感で、魅力的なオブジェに様変わりするので不思議です。
内部の下層には経年相応の使用感が見られますが、ひどいものではありません。裏面には経年相応のスレ跡、小キズが若干あり。花瓶底面に使用感と汚れが見られますが、トータルには状態良好なヴィンテージ。裏面には"H265/280"のカットサインあり。