アラビア社のアートデパートメントに所属(1950年〜1971年)、多くの作品を生み出した女性陶芸作家Liisa Hallamaa (1925-2008/後年、結婚することで名前がLiisa Larsenに変わります)の作品。
時を同じくしてアラビア社のアートデパートメントで、女性陶芸家として活躍したKYLLIKKI SALMENHAARA (チュリキ・サルメンハラ)の影響も受けたとされるLiisaの作品にはやはり東洋的な香りを感じます。

今回見つけたキャンドルホルダーはチョコレート的な濃淡が、クラフト感たっぷりなキャンドルホルダーとハーモニーする逸品。安定感のあるフォルムは、小さくとも存在感を放つオブジェとして成り立ちます。
底面に1か所3mm幅で欠けた箇所がありますが、風合いを損なうものではありません。
内部底面にロウと思われる白い付着が若干見られますが、使用感も少なく状態良好なヴィンテージ。　
"LH ARABIA"のサインあり。