Timo Sarpaneva/Art object "Devil's Cradle"

こちらの商品はブランドの意向によりonline shopでのカート販売を控えさせていただいております。
ご希望の方はメールまたはお電話にてお問い合わせください。
ポッカリと開いたふたつの穴から、今にもなにかが聞こえてきそう。
これほどまでに平面ボリュームのあるフロストガラスのオブジェを見せられると、その特異な魅力に見とれて思わず手を触れたくなります。なにしろネーミングが「悪魔のゆりかご」ですもの。
実際に手に持てってみると、フロストガラスのマットな質感と重さ、彫刻的なフォルムが実感できます。
ティモ・サルパネヴァのアートピース・シリーズ"Hiiden"は1951年にデザインされ、イッタラ社で1952年〜1960年の期間、製作されました。画家でもあった彼の当時の考案スケッチからすると、自然界における絶対的なフォルムに対する、彼なりの回答だろうと想像することができます。
すべてを職人がフリーハンドで製作しているため、" Cradle(=ゆりかご)"と呼ばれるその曲線や深さ、バランスには違いがあるため、ふたつとして同じものはありません。
さらりとした手触りのフロストガラスは肉厚で、内部には極小の気泡も混入しており、その部分が白い斑点のようにも見えますが、作品の特質と考えられます。
ごく僅かに使用感と、スレ跡のようなものがありますが、いずれも経年相応。トータルには表面・裏面ともに状態も綺麗です。
オブジェのエッジ部分にうっすらとカットサインあり。
目立つダメージはなく、状態良好なヴィンテージコンディションです。

Size
W250×D205×H55mm

From
Finland

Timo Sarpaneva ティモ・サルパネヴァ Art object "Hiiden kehto"