ミッドセンチュリー期、アメリカのテーブルウェア・デザインを牽引したデザイナー、ラッセル・ライトが1946年に発表したテーブルウェア「イロコイ」のマグカップ。"Ripe Apricot"とネーミングされるブラウン系のものが入荷しました。
1960年代半ばまでしか製造されなかったヴィンテージのこのカップは、他のテーブルウェアでは考えられないほどにぽってりと分厚く、丸みを帯びた個性的なフォルム。異彩を放つマグカップになぜか魅せられます。
製品の特徴とも言える釉薬のぼんやりした濃淡が 口縁などに見られますが、それもまた当時の風合いを感じさせます。
経年相応の小傷といった使用感はよく見るとありますが、目立つキズはありません。表面光沢も綺麗な状態で、とても良いコンディションです。