Sakari Pykälä / Teak tray

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ふくよかさが魅力的なチークトレイは、フィンランドの木彫作家、サカリ・ピカラ(1926-1996)によるもの。
54-55年までの2年間のみリーヒマキのガラスメーカーRiihimäen Lasiのデザイナーとして在籍、60年代以降から方針を変え、木彫刻家として活躍したユニークな経歴の持ち主です。
シームレスな曲線で象った鳥のオブジェは、各地の工芸美術館に所蔵されているほど人気の作家ですが、実用的な「道具」もいくつか製作していました。
こちらのトレイもそのひとつ。
オブジェを中心に製作する作家の"作品"というより「どこにでもありそうなな形」です。でも、角の丸みや内側にほんのり傾斜する柔らかな稜線、ぽってりとしたボリューム感は、手仕事ならでは。触ってみて初めて「良い」と思えるトレイは貴重です。
ヴィンテージ、無垢チークならではのコクのある色の変化もまた風合いが増して感じられます。
トレイ表面に使用感がございます。主に小傷ですが、その程度は画像8、9枚目にてご確認ください。また、側面にぶつかって出来たと思われる小さな凹みなどがありますが、カケなどの破損は見られないもの。良いヴィンテージコンディションです。

裏面にサインあり

Size
449×299×H28mm

From
Finland