カール・オーボック3世は建築家として知られていました。しかし父であるカール・オーボック2世からの「都市のデザインもフラットウェアもデザインには変わりがない」との言葉を受けて様々な家庭用品のデザインに取り組みました。その結果生み出されたのがこのカトラリー。確かに、直線と曲線だけで構成された端正なフォルム。おまけにポエティック。まるでカール・オーボック2世がバウハウスで学んだデザインポリシーが受け継がれているかのようです。
こちらは、1957年にデザインされたものを、若干サイズアップしてイタリアのMORINOX社から発売されたカトラリーです。上質のステンレス製で、経年変化と使用感はありますが、良いコンディションです。
ディナー・ナイフ、フォーク、スプーンと、デザート・ファーク＆スプーン、計５本セットでの販売です。