Price230,000円/税込253,000円
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スツールを日本語にするとなんでしょう。翻訳サイトでは「丸椅子」と出ました、ウーン...。たしかにアルヴァー・アアルトの座面がまず頭に浮かびますよね。でも、形は一様ではありません。シャルロット・ペリアンは四角だし、オラヴィ・ハンニネンは確か五角形だったりと色々、実はかなり自由度が高くラジカルですらあります。それに比べると椅子となると、これはもうほとんど建築の世界に近い。背もたれは必須で、肘掛もあったほうが楽チンだしと、つまり制約が多い。それに比べるとスツールはとりあえずサクッと座れればOK、つまり「腰掛け」なのかもしれません。しかし「可愛い」のでありますから部屋にあると案外目立つのであります。
初めて出会ったこのスツールは、スウェーデンのデザイナー、ギルバート・マークルンド(でいいのかな)が1969年にFurusnickarn ABという工房で製作したもの。建築家でインテリアデザイナーだった、とそこまではわかっているのですが、詳細は不明なのです。にもかかわらず、「古さと新しさ」を兼ね備えたこのスツールの放つオーラは、とても新鮮なのです。
材はパイン(松)と思われますが、 節が一切見当たらず厳選した「柾目」で、蜂蜜色に経年したパティーナが特別感を醸しています。釘を一切使わず、職人の腕を得て実現したフォークロアな造形。とても素晴らしい作品です。
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Size
W475×D275×H480mm/ SH375mm