1925年、Louis Kalff (ルイ・カーフ)はオランダの家電メーカー、フィリップスの宣伝部門のデザイナーとしてキャリアをスタート、その才能を認められ社のCIデザインを考案、また建築家としても活動し、ル・コルビュジエなどとも仕事をしました。そして第二次大戦後には同社の照明部門チーフデザイナーとなり、数々のモダンで革新的な作品を発表しています。
御紹介するのは”Timor”と名付けられたテーブルランプ。バウハウスなどにも影響を与えたダッチデザイン独特の明快な構成が、装飾なしのシンプルな美しさを体現しています。

今回のものは、真鍮製の支柱がテーパードせずに真っ直ぐに伸びるデザインパターンで、ベースにはメーカーであるフィリップス社(Philips)の打刻と、オリジナルシールがシェード裏面に残っているものです。
シェードのエッジには3箇所ほど打ち跡による浅い凹みが見られますが、全体の風合いを損なってはいないレベル。小キズとシェード裏面の塗装剥げがあります、画像でご確認ください。
1960年代の製作だと思われます。

口金サイズE26
画像の電球を付けて販売致します。
※ヨーロッパ仕様のコンセントプラグです、使用時にはコンセント・変換プラグ"Aタイプ"をご準備ください。