Alvar Aalto/Chair No.69/Natural

こちらの商品はブランドの意向によりonline shopでのカート販売を控えさせていただいております。
ご希望の方はメールまたはお電話にてお問い合わせください。
アルヴァ・アアルトが1935年にデザインしたダイニングチェア「No.69」には、これぞ「椅子!」という良さが凝縮されています。とりわけ素地のまま、経年を経たナチュラルなヴァージョンは格別の味わいです。
簡潔にカーブする笠木は思いのほか心地よいホールド感を与えてくれます。脚部のレイヤーは5枚、プラスのビスが使われているので、おそらく1970年代〜80年代頃のものだと思われます。
全体にそれなりに使い込まれたとわかる痕跡や打ち傷・小傷が見られます。でも「使い込まれた証し」は、アアルトの椅子においては必ずしも汚点とはならないのかもしれません。構造的な問題はないと判断します。状態写真を参考にしていただけますように。
(ここで、ちょっと歴史のこと。ロシアとスウェーデンに分割領有されてきたフィンランドが独立したのは1917年、ロシア革命の最中でした。それまでいくつかの戦禍を経て、社会主義的なイデアを芽生えさせたに違いありません。その際に、右派と左派の内戦を経験し、どちらにも寄らない独自の政策をとり続けてきましたが、ウクライナ戦争を受け、その政策は変わりつつあるのがとても気がかりです)

Size
W435×D485×H740/SH437mm

From
Finland

Alvar Aalto Chair No.69 アアルト ダイニングチェア ヴィンテージ