Arne Jacobsen/ Fritz Hansen/Ant Chair/Teak

こちらの商品はブランドの意向によりonline shopでのカート販売を控えさせていただいております。
ご希望の方はメールまたはお電話にてお問い合わせください。
アルネ・ヤコブセンは1930年代に建築家としてキャリアをスタートしました。集合住宅や、学校、公共施設や銀行、そしてランドスケープ設計など、社会生活に根ざしたものが多かったのです。それはアーツ&クラフツやバウハウスから始まった「人々の暮らしに適合する”シンプルで美しい”デザイン」の実現に向けた挑戦でした。その理想は彼がデザインした椅子にも表現されています。
1950年に発表された3本脚の”アント・チェア”は、その後に続くシリーズのトップバッターとして人々に強い印象を与え、長年にわたり愛され続ける画期的な椅子となります。
軽量でスタッカブルなこの椅子は、オーガニックな形をしたプライウッドの薄いシートが、メタルチューブの3本脚とネジで固定されるだけというあっけないほどの構造がむき出しです。保守的な家具好きなお国柄に一石を投じたわけです。
以前、デンマークのデザイン・ミュージアムの動画で見たヤコブセンの言葉を思い出します。「コペンハーゲンの街はゴテゴテと実にアグリーだ」(なんとパンクなこと)!

今回入荷したものは最初期フリッツハンセン社製のヴィンテージ。ビルマ・チーク材が深い色と艶を持つパティーナに変化しています。反面、写真でわかるように擦れや打ち傷など使用感がありますが、歴戦の勇士の勲章なのです。脚先のゴムのグライズだけ新品と交換しています。くびれ部分のダメージもなく、構造的な問題はありません。

※こちらのアイテムは、ヤマトのらくらく家財宅急便:Bランクでのお届けとなります。そのため代金引換のサービスはご利用いただけませんこと、予めご了承下さい。

Size
W425×D500×H765mm /SH440mm

From
Denmark