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オイヴァ・トイッカのイチジクのようにも見える、どこかあたたかみを感じる小さなガラスベース。
今でこそトイッカといえばガラスのデザイナーという文脈で語られますが、彼のキャリアは陶芸からスタートしたのでした。
こちらのガラスにその過程がどう影響を及ぼしたかどうかは想像の域を超えませんが、彼の歩みを感じられるような気がしませんか?
こちらは1984年から87年にかけての僅か3年間のみ製作されたガラスのシリーズ"Mansikkapaikka(野いちご畑)"。
様々な色やサイズで製作された一輪挿しを中心にしたシリーズのバリエーションのひとつ。
玉虫色のような光沢に目を奪われますが、見る角度でアンバーのガラスが色濃く現れたり、淡くかぶさった黄緑が一面を覆ったり、一言で表現することの出来ないカラー。
"野いちご畑"というシリーズ名がついていることに、これはオイヴァ・トイッカからのなぞなぞ?と首を傾げたくなりました。
はて、野いちごとはこんな色だっけ?
けれど森を散策して、夏の陽光が差し込む野いちご畑にたどり着いたりしたら、辺り一面こんな景色が広がっていたりするのでしょうか。そうだとしたら、とても豊かな作品ですね。
シールあり。底面カットサイン"O.Toikka Nuutajärvi"
コンディション良好