野口悦士 / ボウル

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直径が22cmという大ぶりなサイズながら、その繊細なフォルムのおかげなのかとても”たおやかな”な印象の鉢です。
本来は赤茶色や黒のイメージをした「焼き締め」の陶器に、柔らかな色彩を放つ釉薬を施すという工夫は野口さんが生み出したもの。その新しい表現がとても新鮮です。
木漏れ日のような色の出方に、実験的な焼成ならではの妙を感じます。
そうそう、野口さんは手料理が好きだとのこと。確かに、この鉢に滋味溢れる芋の煮っころがしをどっさり盛ってあげたくなります。
火と土が織りなすプリミティブさとモダンな空気を併せ持つ作品が、結果として、過不足のない、ちょうどいい”日々の器”となっているのです。

Size
φ225×H85mm

From
Japan

etsuji Noguchi