野口悦士 / 花器

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鹿児島で野口悦士さんの器に出会い、とても興味を持ちました。彼は種子島で「焼き締め」を学びました。「焼き締め」は鉄分が多い土を使い高温で焼くことで釉薬を使わず水漏れにも強い陶器を生み出す古墳時代から伝わる製法。一時は種子島にもあったのですが途絶えていました。それを復興したのは「隆太窯」の中里隆さん(世界を股にかける陶芸家で、ぼくは密かに”ヒッピー陶人”と呼んでいます)。
それはさておき、野口さんは隆さんのお弟子さんだったと知りビックリ。どうりで、野口さんの作品には、素朴なだけではない”モダニズムの風”を感じたのかもしれません。
種子島はポルトガル人がもたらした火縄銃で知られるように、それまでの中国文化に代わって、遠くヨーロッパからの新しい文化が伝わった海の道にありました。野口さんの焼き物には、そんなことを思ってしまいたくなる冒険的なトライアルが感じられるのです。
底面にサインがあります。ご本人によると、名前の「悦士(えつじ)」の「じ」とのことです。ムムム。 


Size
W58×D58×H253mm

From
Japan

etsuji Noguchi