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海からにしろ陸からにしろ、様々な発掘物の中でも良い状態で見つかるのは”陶器”です。金属や木製とは違って劣化する速度が遅いのです。原初の焼き物は、土と水だけをを原料にして、それを火で焼き締めることで作られていました。そしてそんな陶器は今でも基本的には同じ方法で作り続けられているのです。
こちらはベトナム近海で見つかった古い茶碗。側面には消え入りそうな植物の染付けがうっすら残っています。内側は、重ね焼きを考慮して釉薬は途中までに止め、赤みを帯びた素地がそのまま。理にかなった陶法が、期せずして美しい結果となっているかのようです。
口辺に10mmほどのクラックが見られます。金継ぎを施してみるのも面白いと思います。
状態を考慮した価格です