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こちらは沈没船から引き上げられた「海揚がり」と呼ばれる300年ほど昔の安南焼きです。
鮮やかであっただろう染付け模様が、長い眠りから覚め、うっすらとした記憶となって残っています。
中国や日本など海外との交易が盛んだった15〜16世紀に、安南焼は輸出品として船に積み込まれていました。そんな品々が、台湾や琉球を経て、遠くジパングに到来していたことに、つい思いを馳せてしまいます。
口縁をぐるっと縁取った「覆輪」が外れてしまっています。最後の写真のように、縁の変色した部分を覆輪が隠すようになっているところから、覆輪は発見された後に作られたものだと思います。きちんと収まるので、修復は可能だと思われますが、現状でのお渡しとなります。
写真のように、欠けや小傷も見られます。状態を考慮した価格です。