Saara Hopea / Nuutajarvi / Spice Jar#1931 / Gray

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サーラ・ホペアはフィンランドを代表するヴァーサタイルな女性デザイナーです。若くしてパーヴォ・テュネルの照明器具の製図を任され、その後家具デザインに向かい、アラビアやヌータヤルヴィのショールーム・インテリアを手がけ、1952年カイ・フランクとほぼ同期にヌータヤルヴィのガラス・デザイナーとなります。そしてミラノ・トリエンナーレで銀賞を受けて次々に傑作を生み出し、ジュエリー・デザイナーとしても高い評価を得ました。彼女はフィニッシュ・モダン・デザインの歴史と共に生きた人だったといえます。
こちらは彼女が1958年にデザインしたスパイスジャー、小さな傑作です。
ヴィンテージならではの透明感に満ちた色が、ごまかしのないフォルムを際立ています。まるで「美しいオブジェ」のようなのに「香辛料容器」と名付けるところもアーティーな彼女ならでは。持ってみると確かな質感に驚きます。
密閉性を高めるため、蓋と本体が合わさる面がそれぞれ磨りガラス状になっています。触ると非常に細かい仕上げで、サラサラ且つマットな質感です。もちろん職人の手が不可欠な加工で、そのため製造コストがあがってしまったという逸話付き。
ボトルの口縁に極小のクラックが1箇所、また蓋の内側部分に、7mm程のダメージが見られます。
製造時の内部の変質にも見えますが、触ると極小のクラックが感じられることから、打ち傷だと判断します。他はわずかなスレは見られますが経年相応です。状態を考慮したプライスです。

Size
φ58×H93mm

From
Finland

スパイスコンテナ spice container