アイルランド出身のアーティスト、ナイジェル・ピーク。彼は建築家でもありますが、2011年に出版したドローイング集『IN THE WILDS』では田舎での暮らしから見えてくる風景を、細やかな線描写と独特な色使いで浮かび上がらせ、以来、ドローイングの世界でもまた人々を魅了してきました。
フランスのギャラリー、イヴォン・ランベールで2022年に開催された彼の展覧会ポスターです。
トリッキーなドローイングの構図は、展覧会タイトルの"When the landscape became the shape of a room"に呼応したものなのでしょう。読み解けないものだからこそ、気になる一枚です。