◆I (23.6 ×27.4cm 317p Hard-Cover)
2017年にブルックリン・ミュージアムで開催された、ジョージア・オキーフの展覧会にあわせて出版された書籍。
タイトル"Living Modern"のとおり、アメリカの荒野で、孤高の女流画家として生きたオキーフの『スタイル』にフォーカスした企画展の内容は素晴らしいものだった様子が記録されています。
オキーフの製作活動はもちろんのこと、衣食住すべてにおいて確かな意志を持つ彼女の素顔に近づける構成。

特に注目したいポイントが「洋服」。
黒と白のドレスを身に纏っているイメージが強い彼女。これらの多くは、オキーフ自身が自分の身体に合うように作っていることも知られていますが、今回の書籍には初めて、彼女が愛用していたそれらのワードローブが一挙に公開されています。
既製のワンピースやワークウェア、デッキシューズなど、これまでポートレートでしか見ることのできなかった洋服までもがきめ細やかに紹介されており、ファンとしては涎ものです。必見！
写真はほんの一部を紹介しています。あとは、この書籍を手に取ってからのお楽しみです。
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