転がるオブジェ"スフェリコン"。
指でひと押しすると、コロンコロンと意思でもあるかのように転がるシンプルで美しい幾何学立体を、一部限定でオンラインショップに紹介します。

もともと"スフェリコン"とは、1969年にイギリスの家具職人により、"メビウスの輪" は立体でも作ることが出来るのではないか？という発想から生まれた形状なのだそう。
ここに紹介するものたちは、そんなスフェリコンに魅せられた鹿児島の作家 Roamの松田創意さんが、さまざまなテストケースを経て辿り着いた樹脂(レジン)素材を中心に製作した、幾何学立体です。

こちらは OLOID-オロイド- と呼ばれるかたち。
1929年にドイツの数学者に発見された形状で、スフェリコンとはまたひと味違った転がり方をします。シャープなフォルムが、彫刻家ブランクーシの何かを彷彿させるもの。

樹脂製で、カラーリングはクールな(ほぼ)黒。
制作過程でできる気泡の跡には有機的な魅力があります。その表情は様々ですので、一期一会の風合いとしてご理解ください。
若干の個体差はありますが、およそ200グラム前後の重みです。さらりとした持ち心地はずっと撫でていたい風合い。
すっきりとした顔立ちの「オブジェ」でもあります。