ついさっき手折った植物を眺めているようです。

このトゲのあるチーゼルという植物、日本ではラシャカキソウの呼び名で馴染みがある方もいらっしゃるかもしれません。かつて紡績産業が盛んな土地で毛織物の生地を起毛させるために使われた歴史のある植物です。それでも、このトゲトゲしい姿から花言葉は「人間嫌い」とつけられたとか。なんと難儀な。
ツンツンとした花穂もですが、ヒョロリと伸びたガクもまたユニーク。

この植物標本のようなペーパーウェイトは、メーカーのHAFOD GRANGE社があるイギリス・サウスウェールズ近隣の野山や敷地内に自生した植物を一つ一つ採取し、ポリエステル樹脂に封じ込めたもの。
UVカット効果があり、紫外線による褪色を防ぐ素材のため、自生していた時と同じ表情を長くお楽しみいただけます。

製作のタイミングは植物が育つ頃、というアイテムです。そんなスローなトピックとともに、愛でたくなるアイテムをぜひどうぞ。
※自然の植物を使用しているため、それぞれ大きさや表情に個体差があります。