Alvar Aalto / Valaistustyo / Ash tray

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アルヴァ・アアルトは建築物だけにとどまらず、そこに必要な家具や照明、その他のファシリティなどを手がけることでトータルな表現を試みました。例えばこの灰皿です。
こちらは1962年から9年を経て完成させたヘルシンキにある”フィンランディア・ホール”の備品としてデザインされたもの。製作は著名な金属加工師ヴィリヨ・ヒルボネンの工房である<Valaistustyo>。アアルト建築で象徴的なドアハンドルも、この工房が製作していました(ページ下2枚の写真はロヴァニエミで見たドアハンドルの工房刻印、灰皿と同じ工房名です)。

ちなみに、後年Artekからプロダクト化される照明のオリジナルは全てこの工房によるものですが、この灰皿はプロダクトとしては存在していないのです。
構造は三層で、いずれも寸分の隙間もなく一体となって合わさっていて、その技術が見事です。受け皿をなす真鍮部はクリーンアップしていますが、AAとValaistustyoのサインがある二層目は経年変化を感じられるように、あえて行っていません。また、底部を覆っている革は縫い目もなく、しっかりと圧着されています。
大切に使われていたのか、打ち傷などもなく、とても良いコンディションです。


Size
W208×D170 ×H156mm

From
Finland

Valaistustyö