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1950年代初頭、カイ・フランクがNuutajarviに移籍して間もなく手がけたのが"Pressed glass "のシリーズです。職人が息を吹き込みひとつづつ形成するのではなく、二枚の"mold(型)"の間にガラスを流し込み、同じ形のものを大量に生産することで安価で個体差のない製品を作ることが「生活デザイン」を目指したカイ・フランクの狙いでした。しかし、その実現には製作機械の改良などさまざまな困難と時間がかかりました。
その甲斐もあって1953年に発売を開始されたのがこの丸っこいフォルムとシックなカラーヴァリエーションを備えたタンブラー・シリーズでした。こちらは、シュナップスや日本酒などを嗜むのにぴったりの小ぶりなサイズです。肉厚で実用的なこのシリーズは当時も人気があったようで、その後1968年まで製作されました。
胴体とエッジ部分に極小のスレが見られますが、経年相応のヴィンテージです。
Size
φ56xH58mm
From
Finland
ペーパーウェイト
Kaj Franck Nuutajarvi Pressed glass