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フィンランドを代表する画家 Helene Schjerfbeck(ヘレン・シャルフベック)。1862年生まれ(1946年没)の彼女は、フィンランド独立や世界大戦など激動の時代の中で、生涯にわたり〈絵画〉を描き表現し続けたアーティストです。
パリ留学で当時の最新文化を吸収し、圧倒的な画力で国際的な評価を得た彼女は、フィンランド帰国後、影響を受けたテクニックを試すかのように肖像画や自画像を多く残しています。決して色鮮やかではない絵のトーンと、どこか物悲しげな彼女の〈肖像〉を前にすると、その人物の"眼差し"と"所作"が不思議と心に残るのです。
静かなる彼女の情熱を、時には生活空間で鑑賞するのも悪くありません。
今回は、ヘレンが後半生の20年近くを過ごし愛した海辺の街 タンミサーリ(スウェーデン名:エケナス)を訪れた際に出会ったポスターを数点紹介します。
1915年の油彩作品『黒い背景の自画像』のポスターです。紙の端部分に若干の折れシワとヨレがありますが、ひどく付いたものではありません。
ポスターのみの販売です。オフセット印刷。