Voitto Haapalaisen / Jakkara 2702

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Voitto Haapalaisen (ヴォイト・ハーパライネン)は、フィンランドを代表する家具メーカー<ASKO>で、1950-60年代に在籍したデザイナーです。<ASKO>といえば、1920年代に創業し、イルマリ・タピオヴァラやエーロ・アアルニオ、そしてタピオ・ヴィルカラなどフィンランドの風土に根差したデザインで数々の傑作を手がけてきました。
中でもヴォイト・ハーパライネンは、オフィス家具などをデザインしていましたが、このスツールはそんなラインにも通じるプラグマティックな側面が伺えます。
バーチ材を座面と脚に、そして座面裏はバーチのプライウッドを幾何学的に曲げ、3本の脚に連結することで強度を保ちながらスタッキングを可能にしています。
製作したのは1954年、アメリカのHerman MillerやKnollなどの合理性が感じられるユニークな構造で、当時のデザイナーたちの意識交換が感じられる貴重なスツールです。
コンディションですが、接合部2箇所にボンドによる補修が見られますが使用に差し支えはありません。また、脚の一本がごく微細に垂直性を欠いているので気になる方はご留意ください。そのほかは経年相当のヴィンテージ・コンディションです。

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Size
W385xD390xH436mm

From
Finland

171029