こちらは、ラップランドで見つけた木彫りのバイソン。
バイソンと聞くと”アメリカバイソン”を思い起こしますが、それと並んで存在する 2 種のバイソンのうちの 1 つが”ヨーロッパバイソン”。20世紀初頭に狩猟のため絶滅したものの、その後、絶滅危惧種として保護され、現在ではその数は数千匹に達しているとのこと。良かったですね。
白樺でしょうか重みのある材を、特徴である背中のコブを中心に木目をシンメトリーに使った柔らかな表現です。ちょっと首を傾げたような表情はどこか優しげで、あのアントニオ・ヴィタリを思わせてくれます。サインはありませんが、なかなかの腕を持った作り手だったに違いありません。
経年感はありますが、とても良いコンディションです。






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