こちらは"Rukinlapa"と呼ばれる、木を彫って作られた素朴で質素なフィンランドの手工芸品。
糸巻きもしくは糸紡ぎの道具として古くから女性たちの生活道具として使われてきたもので、昔は男性がお嫁さんへの贈り物として手作りしたとも言われています。そのため、それぞれに創意工夫がこらされ、ものによっては着色されたり、楽しげな模様が彫られています。
フィンランド国立博物館に行くと、19世紀頃のこれらのフォークアートが展示されており見ることができます。
「庶民のクラフト」的なアイテムは、背景も含めてとても魅力的。手彫の質感を存分に楽しんでいただけます。使用感も少ないコンディションです。