とても良い風合いに育ってたフィンランドバーチ（白樺）で作られたトランク。アルヴァ・アアルトによるバーチ材のL-レッグを彷彿させるこのトランクケースもまた、清潭な顔立ちをした、フィンランドらしいプロダクトです。
中古市場で以前はよく見かけていたのですが、最近なかなかコンディションの良いものに遭遇しなくなってきました。そんななかで見つけた、ミディアムサイズのタイプ。
おそらく1940年から50年代に作られたと思われますが、持ち手の革を含めて今も立派に使えるコンディション、サイズもハンディです。普段はインテリアに、時々まちに持ち出してはいかがでしょう。
経年による小傷やスレはありますが、構造もしっかりとしていて、真鍮の鍵部分の開閉も機能しています。